E2R2#00033
■イヴェント名:「お火たき神事」
☆震災復興祈願型・年中行事型・参加型
☆「鎮西日光」の別名でも知られる祐徳稲荷神社で、約300年間続く新嘗祭の夜の神事「お火たき神事」が斎行されます。境内に設けられた「お山」に点火されると、火柱が高さ約20mまで上がります。この火にあたると来年の無病息災が約束されるといわれます。
■日時:2020年12月8日 20:00~
■会場:祐徳稲荷神社
住所: 佐賀県鹿島市古枝乙1855
▼R2(Rescue Rute)災害避難経路
■アクセス
【電車・バス】
JR長崎本線「肥前鹿島駅」からバス約15分「祐徳稲荷神社前」すぐ
【車】
長崎自動車道 武雄北方ICまたは嬉野ICより鹿島方面へ30~40分
▼駐車場:あり
3000台
■料金
無料
■イベント内容
●お火たきは稲荷神社の秋の祭の神事として行はれ、春の初午に相対する祭事であります。
昔は旧暦11月8日に行はれておりましたが、現在祐徳稲荷神社では新暦の12月8日新嘗祭の夜の神事として行はれております。春の祭によって山から田へお降り願った神霊に、秋の収穫と共にその働きを終え、再び山へお昇り願う為の感謝の 祭であり、又鎮魂の祭でもあります。この祭儀は日没から夜にかけて行はれ、宮司の祝詞が終ると御神前の浄火が松明に移され、それを更に境内に設けられた「お山」(大小の木々を積み重ね青竹で囲んだもの)に点火されると一斉に燃え上がります。その御神火の荘厳さに、境内を埋めつくした参拝者より「ワァー」と云う喚声が上るのであります。
●この火は神への饗應でありますが、又同時にこの冬至に近い頃には太陽の熱が最も弱まる時である為に、太陽の復活を期待し春の到来を願う気持も込められている、と云はれています。この御神火にあたれば病気を癒し、又知らず知らずに犯した罪や穢が祓い清められ、そして来る年の幸を願う即ち一陽来復の祈りを、御神火に込めるものとされております。その様な信仰から当日この御神火にあたれない人は、肌着や写真などを代理の人が翳している姿や、又その消し炭を頂いて帰る姿がよく見受けられます。当社では御神火が燃え上がると同時に、御神前にお供へした新米で造られた甘酒を、群集する参拝者に配り、新穀を感謝し福を授けるものとします。
●当社のお火たき神事は古くから行はれ、その起源は明らかではありませんが、神社創建の由緒より考察すると、当神社を創建された鹿島藩主鍋島直朝公の室萬子媛が、寛文二年京都の花山院家よりお輿入になっていることから、萬子媛或いはその供の者が、当時京都を中心に最も盛んに行はれていた様々な火祭の行事を偲びつつ、当神社の神事として取り入れるようになったものと思はれます。御神火に身を清め、健康で幸福な生活を願う人々の真剣な気持は、昔も今も変りなく、伝統的信仰として今日も盛大に行われております。
▼また参集殿では、鹿島市内の主要特産品や土産物などを展示即売する「鹿島市特産品まつり」も開催されます。
※2019年は開催しまshたが、2020年は未定。
☆「鹿島市」ってどんなところ?
▼鹿島市(かしまし)は、佐賀県の南部にある市である。旧藤津郡。
●佐賀県の南部、佐賀市の南西約60kmの場所に位置する。市域東部は有明海に面し、市域南西部は長崎県と県境を成している。南に多良山系があり、南部はその麓で、いくつかの川が谷を刻む。北部は海岸沿いの平野で、鹿島市街がある。
▼佐賀錦:もともとは江戸時代に肥前鹿島藩で創始されたもので「鹿島錦」と呼ばれていたが、佐賀本藩が1867年のパリ万博に出品する際に知名度等の問題から「佐賀錦」として出品したことでこの呼称が定着した。国内・国際的によく知られている佐賀錦は花鳥風月の豪華絢爛な織物とされているが、古来の佐賀錦はやや質素ながら高級感のあるもので一線を画している。明治以降衰退し存続の危機に立ったが、大隈重信らの助力により再興され、伝統産業として存続している。
【道の駅】
【祭事・催事】
旭ケ岡公園・桜まつり(3月下旬~4月上旬)
祐徳稲荷神社外苑(東山公園)・つつじまつり(4月下旬~5月上旬)
鹿島ガタリンピック(5月下旬~6月上旬)
鹿島納涼花火大会(毎年7月14日)
沖ノ島まいり(旧暦6月19日/7月)
鹿島おどり(8月)
かしま鍋島竹あかり(10月~11月のうち日曜の1日間)
秋祭り 伝承芸能
面浮立 母ケ浦・音成・飯田(9月第2日曜)
救世神社秋祭り(9月23日)
五の宮神社秋祭り(10月第3金曜日~日曜日)
北鹿島ふるさとまつり
三嶽(みたけ)神社秋祭り(11月1日~2日)
琴路(きんろ)神社秋祭り(11月2日~3日)
祐徳稲荷神社・お火たき毎年(12月8日)
ふな市(毎年1月19日)
祐徳稲荷神社・初午まつり(2月上旬)
酒蔵ツーリズム(2日で3万人から5万人の集客がある。)
【出身有名人】
覚鑁(真言宗中興の祖、興教大師)
鍋島直彬(初代沖縄県令、貴族院議員、鹿島藩藩主)
田澤義鋪(青年団の父、下村湖人『この人を見よ』・『次郎物語』のモデル)
小野十生(剣道家)
田中鐵三郎(国際金融の父、元日本外交協会会長、元満州中央銀行総裁、元朝鮮銀行総裁)
鍋島直紹(元科学技術庁長官、佐賀県出身で初の佐賀県知事、鹿島藩藩主)
山口喜久一郎(元衆議院議長)
小川弘貫(駒沢女子短期大学初代学長)
大塚清次郎(自由民主党参議院副幹事長)
愛野興一郎(元経済企画庁長官)
北園忠治(バナナの叩き売りの大御所)
宮崎昭二(元プロ野球選手)
高田渡(歌手、フォークの巨匠) 、鹿島実業高校中退
喜多秀喜(東京国際マラソン第一回優勝ランナー)鹿島実業高校卒業、嬉野市塩田町五町田出身
鈴田滋人(染織作家・人間国宝)
有森也実(女優)
平石直之(テレビ朝日アナウンサー)
原田武男(元サッカー選手・現V・ファーレン長崎コーチ)
木原友香(フリーアナウンサー)
三原廣樹(元サッカー選手)
井手洋子(映画監督)
白濱孝次(俳優)
川内将嗣(ボクシング選手)
野口彩佳(女子バレーボール選手)
【マスコットキャラクター】
かし丸
2013年(平成25年)3月30日から鹿島市のマスコットキャラクター。
■お問い合わせ
祐徳稲荷神社 0954-62-2151