【タイトル】総理の夫
【STAFF】
原作:原田マハ「総理の夫 First Gentleman」(実業之日本社文庫)
監督:河合勇人
脚本:松田沙也 杉原憲明
音楽:富貴晴美
主題歌:miwa「アイヲトウ」(Sony Music Labels)
(C)2021「総理の夫」製作委員会
発売:テレビ朝日
販売:東映・東映ビデオ
【CAST】
相馬日和:田中圭
相馬凛子:中谷美紀
富士宮あやか:貫地谷しほり
島崎虎山:工藤阿須加
伊藤るい:松井愛莉
徳田実:木下ほうか
幡ヶ谷卓:長田成哉
窪塚豊:関口まなと
阿部久志:米本学仁
衆議院議長:寺田農
相馬多和:片岡愛之助
小津智祐:嶋田久作
相馬崇子:余貴美子
原久郎:岸部一徳
【STORY】
よく晴れた日の朝。出張に出かける直前の相馬日和(田中圭)は、最愛の妻=凛子(中谷美紀)から穏やかな笑顔で意味深な言葉をかけられる。「ねえ、日和くん。もしも私が総理大臣になったら、何かあなたに不都合はある?」この一言が、日和の平和な日常を一変させる!
裕福なソウマグローバルの御曹司で、鳥類研究所に勤務する“鳥オタク”な日和。対する凛子は、少数野党の党首で活躍する政界注目のエースだったが、なんとここにきて日本初の女性総理に就任したのだ。突然の事態に混乱する日和だったが、内閣広報官の富士宮あやか(貫地谷しほり)から携帯にGPSをつけられ、日常生活も徹底的に管理される。それでも“総理の夫”の自覚が全然ない日和に、凛子の有能な秘書=島崎虎山(工藤阿須加)もあきれ顔。日和の母親でありソウマグローバルの会長でもある崇子(余 貴美子)や、ソウマグローバルのCEOで日和の兄=多和(片岡愛之助)からも激しくハッパをかけられ早くも日和はヘロヘロに……。そんな日和を職場の後輩=伊藤るい(松井愛莉)は同情の目で見つめていた。
一方の凛子も毎日働きづめ。政界のドン=原久郎(岸部一徳)の裏切りにより、ついに衆議院解散を決意。総選挙へとなだれ込むが、そんな時まさかの事態が2人に襲いかかる――!
【総評】☆☆☆☆
女性が総理大臣、ってまさにこの日本では夢のような、それでいて、夢でないような国になってほしい、という映画。
他国では女性が首相になったり、大統領になったり、と当たり前になっています。
僕が昔考えたのが、日本の大統領制。しかも日本らしい大統領制です。
そこに議会を残し、首相も存在します。
大統領も首相も僕ら国民が選び、政治の裏でわちゃわちゃするような、薄汚い政がない、そんな国のコントロールセンターを思い描いて。
もう無責任で逃げのA部元首相やA生副総理とか、腹黒い政治家はいらない。
女性だからいい、というのではなくて、トランスジェンダーであろうと、日本の、国民の、庶民の、中小・零細企業の、下支えしている本当の国民のことを考えられる「人物」に、国をまかせたいと願います。
<DVDジャケット> 自己満足のジャケットゆえ、ご自由にお使いください!
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