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Channel: ”E2(Earth events&Evacuation route) 地球のイベント情報のブログ
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E2(2022)#0029:2月13日:稲沢市:「儺追神事(なおいしんじ・はだか祭)」

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E2(2022)#0029:「儺追神事(なおいしんじ・はだか祭)」

■イヴェント名
☆震災復興祈願型・年中行事型・地元密着型・参加型

☆尾張大國霊神社(国府宮)で、毎年旧暦1月13日に、通称「はだか祭」と呼ばれる儺追神事が行われます。数千人のはだか男らが「神男」に触れようと、肉弾相打つ揉み合いが繰り広げられます。はだか祭の前日に50俵の大鏡餅がお供えされ、祭の翌日は、大鏡餅の切餅を受けようと、大勢の参拝者が列を成します。

■日時:2022年2月13日  
儺追神事/15:00~ 
※祈祷/5:00~18:00頃

■会場:尾張大國霊神社(国府宮)
 住所:愛知県稲沢市国府宮1-1-1


▼R2(Rescue Rute)災害避難経路


■アクセス
【電車・バス】
名鉄「国府宮駅」から徒歩5分、またはJR東海道本線「稲沢駅」から徒歩20分
【車】
・国道22号線「中之郷南」交差点左折
・国道22号線「中之郷南」交差点右折

▼駐車場:あり


■料金:祈祷料5000円以上

■イベント内容
「国府宮のはだか祭」として知られるこの祭は正式には「儺追神事」(なおいしんじ)といい、毎年旧正月十三日に行われています。その起源は古く、神護景雲元年(七六七年)称徳天皇の勅令によって悪疫退散の祈祷が全国の国分寺で行われました際、尾張国司が総社である当神社に於いても祈祷したのに始まると伝えられ、古い伝統をもった神事といえます。この神事は祈祷と神籖によって選ばれた一人の儺負人(神男)を巡って、裸男達による肉弾相打つ壮絶な揉み合いを繰り広げるものです。これは、神男に触れれば厄落としができるとの信仰からです。又、当日は早朝から厄除けの御祈祷を受ける人と、御守りの「なおいぎれ」等を受ける人で雑踏し、午後には裸男の集団が、裸になれない老若男女が厄除けの祈願を込めた布を結び付けた「なおい笹」を捧げて威勢よく拝殿へ駆け込んでいく姿が見られます。裸祭の翌日旧正月十四日午前三時に、境内東南の庁舎(ちょうや)に於いて夜儺追神事が行われます。一宮、二宮、三宮、総社の神様を神籬にお招きして天下の厄災退散の祈祷をした後、神男にありとあらゆる罪穢をつき込んだものとされる土餅を背負わせ神職が大鳴鈴を振り鳴らしながらこれを追い立て境外へ追放します。そして、神男は途中で土餅を捨てて後をも見ずに帰宅し、土餅は神職の手によってその場に埋められます。これにより土から生じた罪穢悪鬼を土へ還し国土平穏に帰したと信じるのです。この神事が儺追神事の本義であって、古くよりこの土餅を土中に埋める事がこの神事中最も神聖視されています。

▼<このはだか男達の揉みあいは、江戸時代末頃から始まりました。>
儺追神事の当日は、朝5時に行なう「神男一番祈祷」を皮切りに、厄除けのご祈祷を受ける人や御守りの「なおいぎれ」等を受ける人々で境内は雑踏します。午後三時になると神男が参列し、本殿において「儺追神事」を斎行します。その頃拝殿の外では近隣各地区からの裸男達の集団が次々と「なおい笹」を捧げ喚声を上げて威勢良く拝殿へ駆け込んで来ます。最後に小池正明寺地区の手桶隊が登場し、裸男達をめがけて水をかけます。すると裸男達は待ちわびたかのように一層大きな喚声を上げ神男の登場を待ちます。

この時から神社周辺は異様な雰囲気に包まれます。神事の最中、神男は警護の者に守られ、全身無垢の姿で参道に群がっている裸男達の中に飛び出します。 裸男達は、神男に触れる事で自分達の厄災を祓うことが出来ると信じ、一斉に神男に殺到します。 神男が、はだかの群集に揉まれ触れられ人々の厄災を一身に受けて儺追殿に納まった後、神事が終了致します。

☆「稲沢市」ってどんなところ?
稲沢市(いなざわし)は、愛知県の尾張地方に位置する市。

濃尾平野中央部にある。古代には尾張国の国府が置かれて政治の中心であった。旧中島郡の一部である。

▼市が掲げるキャッチコピーは「自然の恵みと心の豊かさ 人が輝く文化創造都市」。植木・苗木の産地として全国的に知られる。また、旧祖父江町は全国一の銀杏の産地である。かつては国鉄の操車場があった。

▼江戸時代に美濃路の稲葉宿が置かれて以来、現在に至るまで交通の大動脈が通る。
大化の改新(645年)の後、尾張国の国府が置かれた。
奈良時代には、聖武天皇の命により、国分寺・国分尼寺が建立される。尾張大国霊神社が尾張国の総社と定められる。
江戸時代は、稲葉村と小沢村の2村で脇街道美濃路の稲葉宿を構成していた。

【道の駅】


【祭事・催事】
国府宮はだか祭(旧暦正月13日)
稲沢さくらまつり(4月初旬)国府宮神社参道
いなざわ植木まつり(4月20日 - 29日)国府宮神社参道
稲沢あじさい祭(6月上旬)大塚性海寺歴史公園
稲沢夏まつり(8月)稲沢グランドボウル
稲沢まつり(10月)国府宮神社参道
稲沢サンドフェスタ(10月)祖父江砂丘
そぶえイチョウ黄葉祭り(11月) 祖父江町山崎地内
便所開き

【出身有名人】
織田信秀 - 戦国武将。
織田信長 - 戦国武将。
増田長盛 - 戦国武将。出生は滋賀県説もあり。
飯尾尚清 - 隠岐守。出羽守。
横井英樹 - 実業家。ラッパーZEEBRAの祖父。
家田美智雄 - 実業家。ユニー中興の祖。
森田正康 - アルク取締役。
綾瀬川山左エ門 - 大相撲力士。大関。出生は大阪市説もあり。
金田正一 - プロ野球選手。
高木浩之 - プロ野球選手。
伊藤準規 - プロ野球選手。
森越祐人 - プロ野球選手。
田中秀和 - プロレス・リング・アナウンサー。
坂田亘 - 格闘家。
新妻聖子 - 歌手。
大矢真夕 - レースクイーン、タレント。
清野菜名 - ファッションモデル、女優。
武田佳泉 - 津軽三味線奏者。輝&輝メンバー。
樋江井ありさ - 歌手。
生見愛瑠 - モデル。
日南響子 - 女優・ファッションモデル・歌手。
酒井博司 - NHKアナウンサー。
吉田幸真 - 静岡放送アナウンサー。
StylishNoob - ストリーマー。


【マスコットキャラクター】
●いなッピー
愛知県稲沢市の市制50周年記念事業により誕生したマスコットキャラクター。2010年度のゆるキャラグランプリでは、全国10位に選出された。
▼公募により平成19年に誕生した。作者は山本あや香さん。モチーフは、頭は稲沢市特産の植木とアシタバ、体全体はイチョウ、はちまきとフンドシは国府宮はだか祭をイメージ。
▼出身地 愛知県稲沢市(稲沢市の緑から生まれたヨ)
誕生日 平成19年11月1日
身長 173.0(イナザワ)cm
性別 男の子
特徴 稲沢の緑の精(植木とアシタバの緑色・イチョウと銀杏の黄色・国府宮はだか祭のはちまきとフンドシ)
性格 困っている人はほっとけナイ!子どもからお年寄りまでみんなのことが大好きだけど、ダダをこねるのがたまにキズ。稲沢をハッピーにするため、稲沢からハッピーを届けるためにいつも頑張ってるヨ☆」

●サトピー
稲沢市大里西地区のマスコットキャラ。市の花キクを髪飾りに、市の木クロマツを袖にあしらった三歳の女の子。2011年8月に大里西地区の住民組織「まちづくり推進協議会」がデザインと名前を公募し、住民投票で決定した。「いなッピー」の妹と位置付けられ、主に市内イベントでいなッピーの同行を行っている。

●ねんりん
稲沢市老人クラブ連合会(愛称・稲沢ねんりんクラブ)のマスコットキャラクター。2014年の連合会創立40周年記念として誕生。ちゃんちゃんこの下に、木の年輪が描かれたTシャツを着ている。サトピー同様、市内イベントに同行している。

■お問い合わせ
尾張大國霊神社(国府宮) 
0587-23-2121


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