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寄り道DVD:2021年:『Tokyo Love Story』

■作品名:『Tokyo Love Story』

 

■基本データ

放送チャンネル:フジテレビ系
放送国・地域:日本
放送期間:2021年10月13日 - 12月22日
放送時間:水曜 0:25 - 1:25
回数:全11回

 

■【STORY】
第1話:東京の女
第2話:はじまりは恋ではなく
第3話:逢えない時間
第4話:雨傘と嘘
第5話:二人で描く未来
第6話:繋がる思い、離れる心
第7話:それぞれの覚悟
第8話:すれ違う想い
第9話:遠く離れても
第10話:秘密
第11話:ただ、そこにあるもの

 

■【STORY】
舞台こそ現代だが永尾が主人公、永尾とリカの勤務先が広告代理店、1991年版では描かれなかった和賀がリカと不倫した為に家庭崩壊していたり、さとみの同僚のトキコが1991年版ではさとみの相談相手程度だったのが、原作版同様の三上に絡むキャラになっていたり、リカが和賀の子供を身篭ったりしている等、ストーリーの展開等は1991年版よりは原作に忠実になっている。

一方で、1991年版に続いて田々井アズサは登場せず、リカと完治の出会いから物語がスタートしている部分や、物語の舞台は和賀の個人事務所ではなく大手の広告代理店で、和賀の肩書が1991年版と同様に部長になっている点、リカが完治を庇って同僚と対立する下りが再び登場したりと、1991年版の流れを踏襲している部分もある。

 

▼フジテレビの製作で29年ぶりに現代版としてリメイクされ、インターネットテレビ配信サービス「FOD」およびAmazon Prime Videoにて配信された。

番組内のタイトルは1991年版と異なり英文の「Tokyo Love Story」となる。主演の永尾完治(カンチ)を伊藤健太郎、ヒロインの赤名リカ(リカ)を石橋静河が演じ、舞台を2020年の東京に移してスマートフォンやSNSなど現代的な要素を交えつつ描かれた。

 

●総評

1991年1月7日から3月18日まで毎週月曜日21:00で、鈴木保奈美、織田裕二の主演で放映された頃の『東京ラブストーリー』とは少々違って、現代風になっています。

32年も経過して、当時僕も20代。なんとなく、カンチの方の気持ちに近かったけど、今のこのドラマを観ると、リカのいう人間の方がより分かる気がします。

20代の男は所詮この程度のものの考え方しかできない、直球で一生懸命が自分のいいところ、とか思いこむあたり。

リカは「B型女性」という気持ちの重い女性、というイメージがありますが、「ひとを好きなる」ことの不器用な若者の話として考えると、イライラする、っという僕はもはやおっさんだなあ、と。

女性の素直な直球な気持ちに、仕事だ、友達だ、という理由を振りかざして、自分の都合をうまく使って、聞くふりをする、でも俺はこの子が好きなんだ、という現状を自己満足しているように思ってしまう。

まあ、「関口さとみ」というキャラは、昔も今も、あまり好きなタイプの女性ではないですね。昔は有森也実、現代版は石井杏奈ですが、出している女性色は同じ気がします。

 

1991年と決定的に違うのが、スマホ! 顔を見ながら電話できたり、声を聴きながら会話できたりと。1991年では公衆電話でしたし。

なんかこうして比較すると、それはそれで面白い!

 

ジャケットを作ってみました!

Image may be NSFW.
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