E2(2022)#0036
■イヴェント名:「長浜曳山まつり」
☆震災復興祈願型・年中行事型・地元密着型・参加型
☆日本三大山車祭の一つで、400年以上の伝統を誇る「長浜曳山まつり」が、長濱八幡宮ほか市街地一帯で開催されます。歴代の名工が装飾した絢爛豪華な曳山は、“動く美術館”とも呼ばれています。祭りの一番の見どころは、江戸時代から続く「子ども歌舞伎」で、曳山を舞台に、華やかな衣装を纏った5歳~12歳の男の子の役者が、時代絵巻さながらに熱演します。2016年に、ユネスコ無形文化遺産登録された「山・鉾・屋台行事」33の祭礼のひとつです。※状況により一部内容が変更となる場合があります。
■日時:2022年4月13日~16日
■会場:長濱八幡宮 ほか市街地一帯
住所:滋賀県長浜市宮前町13-55
▼R2(Rescue Rute)災害避難経路
■アクセス
【電車・バス】
JR琵琶湖線「長浜駅」から徒歩10分
【車】
▼駐車場:あり
■料金:無料
■イベント内容
安土桃山時代、長浜城主であった豊臣秀吉に男子が生まれました。喜んだ秀吉は、城下の人びとに砂金を振る舞い、町民がこれをもとに曳山をつくり長浜八幡宮の祭礼に曳き回したのが始まりといわれています。江戸時代曳山を所蔵する各山組は競って曳山を改造し、豪華な装飾品を用いるなど贅をつくしました。現存する曳山はその頃につくられました。最大の呼び物は、5~12際の男の子によって豪華絢爛な曳山の舞台で演じられる子ども歌舞伎。大人顔負けの熱演は、見物客の拍手喝采を浴びます。
▼日程
・4月13日
▽起こし太鼓
13日の未明から夜明け近くまで、若衆が“笛”“太鼓”“スリガネ”の「シャギリ」で、町内の祭礼関係者の家々の戸を叩き、起してまわります。
▽御幣迎え
午前7時、13の山組すべてが参加し、曳山にかざる御幣を長濱八幡宮まで迎えに行く儀式が行われます。御幣には長濱八幡宮の神様が入っており、 曳山の前柱に飾ることで曳山が清められます。
▽御幣迎え
くじ取り式の儀
狂言奉納の順番を決めるため、出番山の若衆の中から選ばれたくじ取り人が、午後1時に長濱八幡宮に集まりくじを引きます。
▽くじ取り式の儀
十三日番
夕刻から、各山組内の道路上に曳き出された曳山の舞台で、本衣装と化粧をした子ども役者が初めての狂言(歌舞伎)を演じます。
・4月14日
▽自町狂言
午前中、各山組内の道路上に曳き出された曳山の舞台で、本衣装と化粧をした子ども役者が子ども狂言(歌舞伎)を演じます。
▽登り山
自町狂言を終えて、昼過ぎから子ども役者を載せた曳山が、四番山から順に長濱八幡宮の境内に集まります。
▽登り山
夕渡り
午後7時、長濱八幡宮から曳山博物館の辺りまで、子ども役者が若衆に付き添われて歩きます。道々で狂言(歌舞伎)の振付を町衆に披露し、翌日に行われる狂言奉納の知らせをします。
・4月15日
▽起こし太鼓
15日の未明から夜明け近くまで、若衆が“笛”“太鼓”“スリガネ”の「シャギリ」で、町内の祭礼関係者の家々の戸を叩き、起してまわります。
▽朝渡り
午前7時頃、各山組内から、夕渡りと同じ行列で本番の狂言奉納のために、衣装をつけた子ども役者が長濱八幡宮へと歩いていきます。
▽朝渡り
太刀渡り
源義家ゆかりと伝わる、長い太刀をもつ長刀組の武者と力士の行列です。長濱八幡宮に到着し、翁招きの後、御旅所へ向かいます。
▽太刀渡り
翁招き
長刀組の裃姿の中老が、最初長刀組と書いた席札の着いた青竹を神前に向かって3回振り、壱番山に向かって差し出します。この儀式を合図にシャギリが鳴り、狂言奉納が始まります。
▽翁招き
狂言奉納
くじの順番に4基の曳山の上で子ども狂言(歌舞伎)を演じます。壱番山では、はじめに三番叟というおめでたい舞いが演じられます。狂言奉納は子ども狂言(歌舞伎)の中で一番の見物となっています。
▽参道での子ども狂言
長濱八幡宮に狂言(歌舞伎)が奉納された後、御旅所への参道の5か所で狂言が演じられます。
▽参道での子ども狂言
御旅所での狂言奉納
各曳山が御旅所に到着した後、再度子ども狂言(歌舞伎)を行います。長濱八幡宮での狂言奉納と同じく、4基すべての曳山と子ども狂言(歌舞伎)を見ることができます。
▽御旅所での狂言奉納
神輿還御
御旅所で、狂言(歌舞伎)がすべて終わると、曳山のシャギリが流れる中、七郷(長濱八幡宮の氏子)が神輿を担ぎ、長濱八幡宮へ還っていきます。
▽神輿還御
戻り山
神輿が還ると、長刀組を先頭に提灯のともった曳山が順番に御旅所から各町内へ戻っていきます。
・4月16日
▽後宴狂言
各町内で曳山を曳き出し、数回にわたり狂言(歌舞伎)を上演し、夜には千秋楽を迎えます。
・4月17日
▽御幣返しの儀
御幣を各山組から長濱八幡宮に返しに行きます。
☆「長浜市」ってどんなところ?
長浜市(ながはまし)は、滋賀県の湖北地方に位置する市。
中心市街は、羽柴秀吉によって長浜城の城下町として整備された。長浜城の廃城後は、大通寺(長浜御坊)の門前町、北国街道や琵琶湖水運の要衝として発展し、湖北地方の中心地とされている。姉川古戦場など戦国時代の史跡が多く、国友は近世に国内有数の鉄砲生産拠点として栄えた。
▽市名の由来
元々は「今浜」と呼ばれていたが、天正3年(1575年)頃に羽柴秀吉が「長浜」と改称したとされる。「長」の由来は秀吉の主君・織田信長の「長」に求める説もあるが[2]、因果関係は不明[1]。共通語では「長浜」は平板型アクセントで発音されることが多いが、正しくは「なが」または「が」を高く発音するアクセントである。NHKでは、平板型アクセントを第1アクセントとしつつ、「が」を高く発音するアクセントも「地元放送局アクセント」として許容している。
【道の駅】
▼湖北みずどりステーション
滋賀県長浜市湖北町今西1731-1
・駐車場
普通車:67台
大型車:11台
身障者用駐車場:1台
・トイレ
男:大2・小4
女:4
身障者用:1
・公衆電話
・情報コーナー
・レストラン(9:00 - 18:00)
・直売所(9:00 - 18:00)
▼塩津海道 あぢかまの里
滋賀県長浜市西浅井町塩津浜1765番地
・駐車場
普通車 : 74台
大型車 : 12台
身障者用 : 2台
・トイレ
・水の駅
・売店
軽食コーナー
・交流館
・パン工房花里夢
・情報館
・水の駅栽培ハウス
▼浅井三姉妹の郷
賀県長浜市内保町2843番地
・駐車場
大型車22台、小型車36台、身障者用3台
トイレ
男6、女5、身障者用1
・チャレンジショップ
・農産物特売
特産品直売
・自然薯茶屋「浅井家」
・三姉妹ジェラート
【祭事・催事】
・大通寺あせび展
・長浜盆梅展
・長浜曳山祭の曳山行事(毎年4月9日から15日、国の重要無形民俗文化財)
2007年(平成19年)の曳山祭では1917年(大正6年)以来90年ぶりに長浜八幡宮の境内に全ての曳山(12基)が勢揃いした。
・総持寺牡丹まつり
・長浜大花火大会
・神照寺萩まつり
・長浜出世まつり
・長浜あざいあっぱれ祭り
・びわ湖環境ビジネスメッセ
・観音の里ふるさとまつり(毎年8月の第1日曜日)
・高時川こいのぼりマラソン(毎年5月のゴールデンウィーク)
・木之本地蔵縁日 毎年8月23・24・25日に地蔵坂及び北国街道沿いが歩行者天国になり沿道にはたくさんの露店が並ぶ。25日には近くの運動公園から花火が打ちあがる。
【出身有名人】
浅井三姉妹(浅井長政とお市の方との3人娘)
浅井亮政(戦国武将)
阿閉貞征(戦国武将)
雨森芳洲(儒学者)
安養寺氏種(戦国武将)
石田三成(戦国武将、五奉行。「関ヶ原の戦い」後、伊吹山に逃げ捕縛された。)
磯野員昌(戦国武将)
上田慎一郎(映画監督)
上田展嗣(元財務省官僚)
上野賢一郎(衆議院議員、元総務省官僚)
小川伸也(元バスケットボール選手・京都ハンナリーズヘッドコーチ)
小川豊和(カーリング監督)
押谷富三(衆議院議員、弁護士)
菊田幸一(刑事法学者)
北川陽大(歌手・〜Lefa〜)
木谷寿巳(元プロ野球選手)
京極高次(戦国武将、若狭国小浜藩初代藩主。近江源氏(佐々木源氏)京極氏)
九条ジョー(お笑い芸人・コウテイ)
国友一貫斎(鉄砲鍛冶師、「国友」)
国友充範(NHK職員、元東大野球部投手)
黒田氏(戦国武将黒田孝高「官兵衛、如水」の氏族)※諸説あり
群青(ダンサー)
小早川秀秋(戦国武将)
小堀遠州(大名、茶人、作庭家。遠州流茶道の祖)
塩津熊谷氏
相応 (僧)
高田毅士(地震学者、東京大学教授)
武田旺山(尺八奏者)
田中美衣(柔道家)
田中吉政(戦国武将。下記宮部継潤、豊臣秀次、秀吉、徳川家康らに仕えた。)
十二代目田辺南鶴(講談師)
近角常観(真宗大谷派僧侶)
辻宗範(江戸時代中期の茶道家)
出口哲也(俳優)
豊臣秀吉(戦国武将。信長から一字拝領し今浜改め長浜に改称し長浜城築城。)
中川麦茶(プロボクサー)
西田天香(宗教家、一燈園創始者。名誉市民第1号)
西野恵荘(充満寺11代住職)
西邑仁平(旧大郷村兵事係。「最後の赤紙配達人〜悲劇の召集令状64年目の真実〜」)
橋本和(サッカー選手・FC岐阜)
橋本奈穂子(NHKアナウンサー)
長谷川彰一(元総務省官僚、消防庁次長)
藤井勇治(政治家、第19代長浜市長)
藤田健斗(プロ野球選手・阪神タイガース)
藤田幸光(元バレーボール選手・監督)
古澤勝吾(元プロ野球選手)
堀田真由(女優、ファッションモデル)
宮部継潤(戦国武将。豊臣秀次を一時養子にした。)
山岡孫吉(実業家、ヤンマー創業者)
山本義経(平安時代の武将。近江源氏。「山本山:山本判官」、「義経二人説」)
吉井長平(実業家、台湾三大百貨店の一つ高雄市の吉井百貨(中国語版)創業者)
李日韓(大日本プロレスレフェリー)
【マスコットキャラクター】
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■お問い合わせ
曳山博物館 0749-65-3300
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E2(2022)#0036:4月16日まで:長浜市:「長浜曳山まつり」
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